バンコクナイツ: 潜行一千里
空族(富田克也・相澤虎之助)が、映画『バンコクナイツ』に至るまでの10年間の取材をつづったドキュメントです。バンコクの日本人向け歓楽街タニヤ通りを舞台にした映画を撮ろうとした彼らは、そこで出会った人々が熱狂する音楽モーラムや「生きるための歌」に導かれ、イサーンの森やラオスの山岳地帯へと分け入っていきます。ベトナム戦争の傷跡や資本主義の欲望に覆われた土地で、音楽とともに生きる人々の姿を描いています。2017年に河出書房新社から刊行されました。映画やタイ東北部の音楽と社会に関心がある人に向いています。