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『 アジア諸国・地域の「新しい労働運動」 = "New labor movements" in Asian economies : 韓国, 台湾, フィリピン, タイ, バングラデシュ, スリランカ 』

アジア諸国・地域の「新しい労働運動」 = "New labor movements" in Asian economies : 韓国, 台湾, フィリピン, タイ, バングラデシュ, スリランカ

著者:太田仁志

出版社:日本貿易振興機構アジア経済研究所

本書は,韓国,台湾,フィリピン,タイ,バングラデシュ,スリランカというアジア6か国・地域の労働運動に関する比較研究書である。アジアの労働運動は多様性に富むため,先行研究は共通の論点に焦点を当て,各国を論じるものが多い。それに対して本書は,「新しい労働運動」という様態から各国の労働運動を論じる。「新しい労働運動」は編者の前編著『新興国の「新しい労働運動」』で提示された視角である。「新しい労働運動」は,1970〜80年代に途上国にみられた「新興国型の新しい労働運動」と,労働運動の活性化/再活性化/再生の文脈で論じられる「包摂・権利擁護型労働運動」の2つからなる。本書では各章でそれぞれ「新しい労働運動」を定義し,各国の労働運動の動態を論じている。アジアの大国・インドと中国の論考を所収していないのは,前書『新興国の「新しい労働運動」』で両国を論じているからである。本書と併せて前書をご覧いただければ幸いである。

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