『 タイの政治 』 タイおすすめ本 タイ文学・タイ王国関連書籍・タイ旅行ガイドを徹底的にかき集めてみました
タイの農民はなぜ貧しくあらねばならないのか、なぜタイで民主主義は育たないのか。これらの問題を著者が地域学で仮説として設定したタイ社会の全体像にあてはめ、仮説の検証を通じてタイ社会の本質に迫る。
東南アジアを総合的にとらえるための入門書です。自然、歴史、民族、宗教、社会、文化、政治、経済、開発、日本との関係など、各界の専門家25名が執筆。東南アジアへアプローチするための最良の手引きです。
アジアにおいて法律はどのようにして生まれているのだろうか?政治対立で揺れ動くタイを事例に、国民の政治参加拡大のため模索されてきた立法制度改革とその実態を俯瞰する。
「微笑みの国」タイの騒乱は衝撃的でした。タイでいったい何が起きているのでしょうか。これからタイはどうなっていくのでしょうか。
著者は2005年からバンコクに駐在して、クーデタや暴動の時は最前線で身体をはって取材し、他方ではタックシンをはじめとする主要政治家に精力的にインタビューを繰り返してきました。そこで見えてきたのが、国王を頂点とする既存の「タイ式」民主主義体制と型破りの政治家タックシンとの仁義なき戦いです。本書には、2006年のクーデターから2010年のバンコク騒乱まで、タイの激動とその背後でうごめく政治家のかけひきが克明に描かれています。そのドラマチックな展開は息を呑む迫力がありますが、同時にタイの不思議な魅力も伝わってきます。索引、年表などもきちんと備わった本格派です。
「世界歴史大系」シリーズの一冊として編まれた日本初の本格的なタイ通史。周辺の地域との関わりを念頭に、タイ国の成り立ちとその後の発展を詳述する。君主制と民主制の葛藤、急速な経済成長など揺れるタイの現在を歴史的に解き明かす。
タイの近代的司法の発展は19世紀末に始まるが,現代の司法には1990年代の民主化期の制度改革が大きな影響を与えている。とくにタイでは2006年,2014年にクーデタが成功し,軍政が復活するなど近年は「民主主義の後退」が顕著となっている。政治過程における司法判断への影響も大きく,刑事司法のあり方が政治的な争点ともなってきた。本書はアジア経済研究所が2023〜2024年度に実施した「タイの刑事司法改革」研究会の成果であり,タイにおける数度の現地調査のなかで刑法学者や司法省,裁判所,検察庁,弁護士会,タイ司法研究所(TIJ)へのヒアリングをもとに,タイの刑事司法改革が何をめざし,どのような変化をもたらしたのか,そして現在の刑事司法制度の運用にどのような特徴や課題があるかを明らかにする。刑事法学的な分析を主としながら,地域研究的な手法を加味することで,タイの刑事司法の実像の一端を浮き彫りにする。
20世紀後半と、第2次世界大戦から経済の好況、金融破綻、1990年代の政治改革までの急速な変化期間に焦点を当てた、現代タイの概説書。1990年代の政治、金融・通貨危機とその後についてなどを加筆した第2版。
一九九〇年代以降、経済の飛躍的拡大、消費社会の到来、少子高齢化の進展など激変を遂げたタイ。「中進国」となったこの国は、どこへ向かおうとしているのか。タックシン体制をリセットする二〇〇六年クーデタ後つづく政治の動揺の着地点は?民主主義と王制との調和、グローバル化への対応に揺れる社会の実像を鮮やかに描く。
アジア経済研究所では、アジア各国・地域の政治、経済、対外関係に関する動向を的確に伝えることを目的に、1970年以降毎年『アジア動向年報』を発行してきました。 『アジア動向年報1970-1979 タイ編』は各年単位で読む通常の仕様と異なり、その国・地域の動向を10年単位の時系列で追えるよう既存のものを再編集し、冒頭には1970年代のタイの政治、経済、対外関係を理解するための解説を新たに付しています。これにより各国・地域の長期の動向を容易に知ることができます。
本書は、誕生→離陸→成功物語→絶頂→挫折→再起というASEANのライフサイクルを総合的に回顧することで、それが成し遂げたもの、またその成功の鍵を確認する一方、その限界と弱点を検証し、これを取り巻く地域国際環境のインパクトにも目配りしつつ、この地域協力機構が地域の安定・平和・発展に向けて何をなすべきか、また、なしうるかを考察しようとするものである。
経済成長の後を追うかのように民主化を実現してきたアジア諸国。しかし、その過程は正しく評価されているだろうか?しばしば言われる「都市中間層や市民社会が登場し民主化の主たる担い手となってきた」という議論は、分かりやすいものの、裏付けは乏しく、むしろアジア社会の在り方を誤って見通すことにつながっていないだろうか?タイを舞台に、当事者の言説を渉猟しながら、実は、民主政治に消極的な勢力の慰撫こそが民主化の鍵を握っていたことを明らかにする意欲作。
タイの歴史的背景、風土と地理、民族と言語、宗教と世界観、芸術と文学、社会と教育、政治と経済、日本との交流の各テーマごとに、その分野の専門家による執筆で構成。タイのすべてがわかる最新版。
戦前に政府によって作成、刊行され、明治以降の産業に有益な通商情報をもたらし、貿易の進展に貢献した「領事報告」。
本書はこのうちタイ関連記事を抜粋した目録である。
さらに記事の特徴と傾向についての解説、索引も付属。
日本・タイ2 か国関係史にかかわる様々な研究テーマに活用可能な資料集。
タイの近代政治は苦難の歴史であった。立憲革命以降,実にクーデターが13回,その都度憲法が破棄され新憲法が制定された。本来,立憲主義は民主主義の「質」を高めるために導入されるはずである。しかし新興国では,それが大衆による政治的要求を抑え込むために導入されている。大衆のパワーが既得権益層の危機感を煽り,「立憲主義」の名を借りて強化された司法が民主主義を脅かしているのである。立憲主義を謳って制定された憲法が民主主義を破壊する,現代政治のパラドックスを鋭く抉り出す。
近代から現在まで、タイ華人財閥の系譜を1冊に編纂。タイをファミリー企業から 理解する絶好の1冊です。
陛下の宣伝部長とそのイメージ戦略 ぶっつけ本番だった初期の行幸。美しき奉迎風景は国民の敬愛を産みだし、「陛下の映画」により国王は「国の象徴」となった。
2006年のクーデターをはさみ1035日間、駐タイ王国大使をつとめた著者が見た「微笑みの国」タイの政治激動。
11月1日付日経新聞読書面にて紹介!
「現場での取材を踏まえた報告には臨場感があり、読む者をひきつける」
「今後のタイを展望する上で欠かせない情報が盛り込まれている」
騒乱、洪水、政変のすべてを取材した特派員、渾身のルポ
「反射的に私は受話器を取った。朝刊早版の締め切りまで一時間。まだ余裕はある。『タイでクーデターが起きたので、早版から記事を入れます。一面を空けておいて』。冷静なつもりだったが、声がうわずっているのは自分でも分かる。電話の向こう、東京本社国際アジア部のデスクの反応は鈍い。「クーデター、クーデター。とにかく原稿を書き始めるから」。そう言って受話器を置き、パソコンに向かった」──第1章 十九度目の政変 より
「武装勢力側の言い分を聞きたい。そう考えた私は、協力者を介して、主要組織の幹部に接触を試みた。もちろんタイ国内で会うことは不可能だ。『記事にする場合、会見した国や場所を特定しない』という条件で、取材を受け入れるという連絡があった」──第3章 CEO宰相の栄光と蹉跌 より
「ニュースはまだ流れていなかった。窓の外を見ると、隣のビルの屋上に三週間余り寝泊まりしていた、兵士たちの姿がきれいに消えていた。念のため、ある情報源に電話を入れた。『陸軍から未明に連絡があった』と彼は言った。『タイ治安部隊がバンコク中心部を占拠する反政府デモ隊の強制排除に着手した』。私は電子版向けに第一報を送稿した。しばらくすると、いくつかの外国メディアが『日経によると……』と前置きして、強制排除開始の速報を転電した」── 第5章 カラード・ポリティクスの実相 より
5年にわたる現地取材の集大成
バンコク騒乱、大洪水、首都封鎖、そしてクーデターまで、タイ支局長として最前線で取材してきた特派員によるルポルタージュです。タイの要人にも深く食い込んでおり、新聞では読めない生々しい内幕が活写されています
日系企業がもっとも知りたい情報を解説
タイに進出する日系企業は4600社にも上ります。タイ駐在時代、著者のところには内情を知りたい日系企業からの問い合わせがひっきりなしに届いたといいます。彼らが、いまどんな情報を求めているかを熟知しており、それに応える内容が満載。クーデターやテロが起きると街は、政情はどうなるのか、現地駐在のビジネスパーソンのリスク管理のためにも必見です。
タイだけではなく、すべての新興国に関わる
新興国への進出は、今後ますます盛んになりますが、政情不安はどの国にも共通するリスク。詳細な現場ルポから、新興国進出にあたってどんな対策を取ればよいかを学ぶことができます。
東南アジアで着実に発展してきたタイ。この激動の時代三十年を起業家として生きた著者の、七転八倒の人生を伝えたい。ビジネスやプライベートで出会った人や家族、市民を従わせる者としか考えない官僚たち、ルール無用の商売人たち、偶然出会ってしまった事故や事件、経験を通し考察したこの国の社会、歴史まで。
この作品では異文化社会で共鳴しあるいは対峙したことを羅列するにとどまらず、生活の舞台となったタイという国の社会構造、背景にある歴史までを論じています。もちろん異国で体験したおもしろストーリーも交え楽しめる本でもありますが、これを方法論として捉えれば一国に於ける体験談に留まらず、海外に興味のある方々、海外で就業中の方々や移住も視野に入れる方にとっては必ずや一つの道標になることと考えます。
タイは国際政治という強風の中で柔軟にしなう「賢く細い竹」であったのかーー「竹の外交論」と呼ばれる伝統的なタイの外交史理解が、国内の政治対立や外交政策の失敗を隠蔽し、後付けで自己正当化するナショナリズムの神話的性質を持っていたことを明らかにする。 序 章 「竹の外交論」とは何かーー通説の批判と本書の狙い 第1節 「竹の外交論」の神話 第2節 竹の外交論の由来 第3節 竹の外交論の問題点/本書の狙い 第4節 問いと分析枠組み 第5節 本書の構成 第1章 竹の外交論再考ーータイ近現代の対外関係史の再検討 第1節 中国に対する「叩頭」と「敬遠」(〜1937年) 第2節 英仏の「脅威」と国王の幻想(1855〜1926年) 第3節 台頭する日本への接近と同盟結成(1887〜1945年) 第4節 大国の狭間に立った戦後のタイ(1945〜1957年) 第5節 サリット時代の米国一辺倒(1958〜1963年) 第2章 「悪魔」の創造、妥協、接近ーータノーム政権期における世論の操作と変化 第1節 悪魔の創造期間(1963〜1968年) 第2節 悪魔との妥協と抵抗の期間(1968〜1971年) 第3節 悪魔の人間化と接近(1971〜1973年) 第3章 揺れ動く「悪魔」の意味ーー2つの10月事件期における大国認識(1973〜1976年) 第1節 左派の役割の増大 第2節 左派による「変異した」ナショナリズム 第3節 政界における左派の包摂 第4節 右派の逆襲 第4章 「ジェノサイドの愛国者」--カンボジア紛争をめぐる認識の相克(1978〜1989年) 第1節 クリエンサック政権の「カンボジア情勢論」(1977〜1980年) 第2節 危機感に伴うプレーム政権の「国際紛争論」(1980〜1988年) 第3節 チャートチャーイ政権の台頭と「インドシナ市場論」 (1988年〜1991年) 第5章 「愛国」と「売国」の狭間でーーグローバル化と米・中の政治的意味の逆転 第1節 岐路に立つ中国認識(1989〜1996年) 第2節 1997年のアジア金融危機とその衝撃 第3節 政治的シンボルとなった米中(2001〜2020年) 終 章 竹の外交論を脱して 第1節 竹の外交論ーー「神話」から「歴史」へ 第2節 「タイ=小国」--認識か真実か 第3節 小国意識ーー隠れた危険性 第4節 「愛国者」と「憎国者」 第5節 本書の意義と今後の課題
アジア経済研究所では、アジア各国・地域の政治、経済、対外関係に関する動向を的確に伝えることを目的に、1970年以降毎年『アジア動向年報』を発行してきました。 『アジア動向年報1980-1989 タイ編』は各年単位で読む通常の仕様と異なり、その国・地域の動向を10年単位の時系列で追えるよう既存のものを再編集し、冒頭には1980年代のタイの政治、経済、対外関係を理解するための解説を新たに付しています。これにより各国・地域の長期の動向を容易に知ることができます。
待望の書の完訳。1991年フランスの極東学院から出版されたLe CAMBODGE entre le SIAM et le VIETNAM (de 1775 a 1860)は、ポスト・アンコールのカンボジアとシャム・ベトナムとの関係を解き明かした書として、世界的な評価を得ており、東南アジアに関する研究書には必ず引用されている名著です。この書を、アンコールワットの研究家として名高い石澤良昭氏が10余年の歳月をかけて訳出しました。人名地名索引・年表・地図・王統図なども万全で、今後長く東南アジア研究の基本書として読まれるでしょう。
タイの伝統的な価値観は、政治の近代化や発展をどう規定してきたか。第二次世界大戦後のタイ政治史を客観的・体系的に詳述するとともに、サリット体制を鋭く分析した第一級の研究書。
玉田/芳史
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授
星川/圭介
京都大学地域研究統合情報センター助教
船津/鶴代
日本貿易振興機構アジア経済研究所新領域研究センター主任研究員
舞台の準備/ 戦力増強/ Dデイ:決行の日/ 道路封鎖、パタヤ崩壊/ バンコク燃ゆ/ 闘いが過ぎて/ ソンティ暗殺計画/ 赤の攻勢/ 新政治党/ タックシンの誕生日/ 請願の日/ 偽情報、醜いエリートの抗争/ プレアビヒアの賭け、黄色動く/ 社会大衆運動
●えっ!ホント? そーなの?…「食」と政治の裏話満載
死の床で周恩来首相が食べたかった郷土料理とは…。文革指導者の転落の裏に魅惑の食材が…。故朴大統領時代の「麦飯」も今は昔、背景には韓国経済の発展…。エリゼ宮での“晩餐外交”に露大統領も…産経新聞外信部のアジア、欧州、中東の特派員が筆をふるいます。
● 「食」から見えてくる政治家の素顔
人心掌握に酒を利用した孤独な独裁者、死の1週間前にみせた執念ともいえる前大統領の食欲、あの味が忘れられず今もお忍びで通うかつての首相など、ときにはすさまじく、ときにはほほえみたくなる世界の政治家たちの姿がほの見えてきます。
●国際政治を複眼的に
この本は産経新聞の外信面に平成15年夏から始まった「食の政治学」のうち、17年8月末まで掲載されたものを地域別にまとめ、加筆したものです。日々の国際政治の動きとはまたちがった政治家たちの“考え方”などがうかがえます。